メルマガ配信の効果や方法について【楽天スーパーセール対策編】

集客するために顧客へのアプローチはどんなものがあるでしょうか?
『メルマガ』『SNS』『アプリ』など様々な手段があり、それぞれ一長一短です。
それぞれの強みを生かして、すべて取り組むことができるのが理想ではありますが、予算や人員が限られる中でおすすめしたいのがメルマガです。

楽天スーパーセールに合わせたメルマガは重要ですが、むやみにメルマガを配信しても効果は出ません。
戦略を立て、ユーザーニーズを満たすような配信内容にこだわったメルマガが必須です。
内容にこだわったメルマガを配信するためには、以下の2つが重要です。

・適切な配信のタイミング
・ターゲットを絞る

順に見ていきましょう!

①配信のタイミング

楽天スーパーセールのメルマガ配信のタイミングは大きく分けて5回。

告知解禁案内:イベントスケジュール告知のメルマガ
開催直前:事前告知のメルマガ
開催中:楽天スーパーセール開催中の旨を伝えるメルマガ
終了直前:残り〇〇時間!という内容のメルマガ
終了後:レビューを促すメルマガ
このようにメルマガを配信するのがオーソドックスな方法です。

②ターゲットを絞る

楽天スーパーセール開催中に送るメルマガは、ユーザーを属性ごとに分けて配信内容や時間を変えるのが効果的です。

ユーザーの分け方としては以下の2通りです。

購入頻度で分ける
ペルソナを設定する
順に解説します。

■購入頻度で分ける

リピーターには「日頃の感謝をこめて限定クーポンを贈呈」というメルマガが効果的となります。

そうでないユーザーには「カムバックキャンペーン」等、「しばらく購入されていないユーザー限定」を前面に押し出したメルマガが効果を期待できます。

■ペルソナを設定する

その商品を売るべき「ペルソナ」を明確にすることがメルマガ戦略で非常に大切です。

商品毎や店舗毎にしっかりと「ペルソナ」を設定し、

合わせた内容でなければ効果は表れず、購読者に刺さるメルマガにはなりません。

ペルソナを設定したメルマガは、配信時間も大切です。

社会人男性であれば、お昼休憩の12時〜13時や退社後の18時以降あたりがメルマガ配信のタイミングです。

有効なメルマガ戦略とは、以上のように内容にこだわったメルマガです。

配信のタイミングを考え、ターゲットを明確にしたうえで、メルマガの内容にとことんこだわってください。

メルマガ配信後は分析が大切

分析項目① 開封率

開封率はメルマガが開封された割合を示します。

メルマガの開封率は20%ほどです。アメリカのコンスタントコンタクト社が出しているデータによると、2021年3月で開封率は16.97%でクリック率は10.29%です。

参照:メルマガのクリック率の平均は?平均値を高めるポイントを紹介。

開封率は【開封率=開封数÷有効配信数×100】で算出されます。

■開封率が優れないときの対処方法

開封率が優れないときにはタイトル(件名)を見直してみましょう。

キーワードをうまく入れてみたり、目立たせたいところには【】などの記号を入れるなどして他社のメルマガとの差別化が必要です。

メルマガは開いてもらえないことにははじまりません。

ユーザーの目に留まるようなタイトル(件名)が大切になります。

メルマガ分析項目② 送客数

送客数はメルマガのリンクから楽天のページに遷移したユーザー数のことです。

分析する上で、割合を出すと現状の良し悪しが測れるため「送客率」を算出しましょう。

【送客数÷開封数×100】で送客率が出ます。

開封数は【メルマガ配信数×開封率】で算出可能です。

送客率は一般的に5〜10%です。先述のデータにあったクリック率と同じと捉えていただいて構いません。

■送客率が優れないときの対処方法

送客率が優れないときはメルマガコンテンツの内容、デザインを見直してみましょう。

クリックしてもらえるメルマガは、視覚的に優れています。

誤字脱字がないかや、リンク設置場所の明確化など、ユーザーにとって「見やすい・わかりやすい」メルマガにすることが大切です。

メルマガ分析項目③ 転換率

転換率は、メルマガから購入につながった割合です。

転換率は普段(楽天スーパーセール期間ではない通常期)よりアップしているかを確認します。

楽天スーパーセール期間中はユーザーの購買意欲が高いため、普段よりも転換率はアップしていることが多いことが想定されます。

■転換率が通常期より優れないときの対処方法

楽天スーパーセール期間中でも、転換率が良くないときには導線がうまく引けていないことが考えられます。

たとえばメルマガから直接商品ページへリンクさせるのは、あまりよくありません。

よくない理由はユーザーからすると、いきなり商品ページに飛ばされても「急になんだろう」となったり、「売り込み」を強く感じてしまうためです。

こうならないためには、メルマガのコンテンツ内容とあった楽天スーパーセールの特設カテゴリページを挟みましょう。

ひとつページを挟むことで、ユーザーも「楽天スーパーセールをしているんだな」と認識できますし、商品の「売り込み」も感じづらくなることが想定されます。

配信後には必ず

開封率
送客数
転換率

これら3つの数値を分析し、次回以降の施策につなげましょう。

おわりに

楽天スーパーセールで使えるメルマガ施策と施策後の分析、課題の見つけ方をご紹介させていただきました。

楽天に限らず各ECモールセール時のメルマガ対策としてご活用できる内容かと思います。

是非実践してみてください。

新規顧客の増えるセール対策としても、集客(アクセス数)を稼ぐためにもロングテール戦略は必須です。
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併せてご利用ください!

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