知らなきゃ損?!SNS時代の購買プロセス

今回は、SNS時代の購買プロセスについてです。
ファッションに関わらずECモールで販売しようとするとサイトへの流入が重要になります。
ここの流入に関して大きく二つの業界の流れがあります。

SNSの利用者・利用率が拡大

現在、2/3の人はSNSをきっかけに購買や参加を決めているデータがあります。
日本も今後若い世代から順にSNSの購入が増えきます。
さらに、SNS人口は増え続け、毎日少なくとも1回利用するのは7割以上とのデータあります。
また、SNSの投稿はリアルな購買に影響を与える購買に対する質の高い情報になります。

SEO/リスティング広告の終焉

今の時代、情報の99.9%が届かない時代に突入しています。
情報過多の時代、リスティング広告・SEOも競合が増え情報が埋もれてしまいます。
その中でも、検索ワードを争うライバルが増えています。そのためSEO、リスティング広告は広告の単価アップなどで運営が難しくなってきています。

その中で、購買に対する質の高い情報=SNS情報の利用が伸びています。
今回はそのSNSの購買モデル 「ULASSAS」 のポイントを紹介いたします。

1.U:UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)

まずはユーザーが自ら作ったコンテンツ=口コミが起点になります。
例えば、ファッションだと購入したアイテムをコーディネート投稿するイメージですね。
コーディネートだけでなく、どんなところで着てみたか?どんな周りの反応だったか?
思わず人にお勧めしたくなった体験が載っているといいですね。

2.L:LIKE(いいね)

先ほどの投稿を見た友達や自分の近い人が「いいね」「シェア」をします。
企業の広告と違って知っている人からの情報は信頼性があります。
また、あこがれの人なんかだと、思わず自分も欲しくなったり知りたくなったりします。

3.S:SEARCH(SNSで検索)

先ほどのイイね!シェアしたものが気になってきます。
まずは、企業のサイトではなくSNSの中でそのまま商品名やサービス名、ブランド名で検索します。
ここでは、SNS上(口コミ)での検索されるのがポイントです。
この検索パターンは増えていますね。この心理をうまく使っているなって思うのがWEARです。
自分で気になっているアイテムがいろんな人のいろんな形で掲載されています。
また、チェック内容は、評判、意見、コーディネートなどリアルな声です。

4.S:SEARCH2(Yahoo、Googleで)

気になったアイテムを今度はグーグルやヤフーで検索します。
ここでは、口コミではなく商品・ブランドに対する知識、詳細情報を収集します。
また、ECサイトに繋がれば購買に繋がる着地点となります。

5.A:ACTION(行動・購買)

商品ページでの商品説明だけでなく、
前提として色々な購買意欲を掻き立てる情報が刷り込まれているので
転換率があがります。

6.S:SPREAD(拡散)

拡散のターンでは、ここまでの一連の体験が良ければ拡散されます。
この購買プロセスを使って、購入意欲だけでなくユーザー一人一人が広告塔になってもらうのがポイントです。

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